2009-04-17
My Favorite Book: Hip Hop Love『ZEEBRA 自伝』
この Blog で本を紹介するのは初かな!
それもそのはず本を読むって言うことが実に久々で、普段マンガも雑誌も全くと言っていい程。(笑)
そんな僕が最近呼んだ本、それは ZEEBRA 氏の自伝。
熱い気持ちにさせられたんで、ちょっくら感想も交えて紹介してみようかなと。
まず、ZEEBRA 氏の存在を知ったのは、キングギドラの 1st Album "空からの力"。
この頃はヒップホップの『ヒ』の字もよく理解してなくひたすら Hip Hop っぽいとか黒っぽいモノというノリだった。
当時、日本語ラップブームってのが僕等世代で巻き起こり Record なんかすぐレア盤として高値で取引きされてた。
そんな時に買ったのがキングギドラの 1st Album。
Record もあったんだけど、売り切れで買えずに Tape を買った。
今となっちゃコレも結構レアなんじゃないかな?
周りのヤツ等から前評判的なものはインプットされてたので素直に『カッコイイ』て思った。
そのときはただ日本語ラップがカッコイイって思っただけで、リリックの内容だったりコレは何のことを言ってんだ? っていうラインも多々あった。
人それぞれ疑問に思う箇所は違うと思うけど。
そっから僕も1リスナーというより Hip Hop を本気で知りたいだとか Club で DJ したいっていうのを真剣に思ってたから知識もドンドン入って来た。
その中で後々『あんときの曲はこのことを言ってたんだ!!』という発見がイッパイあって『ZEEBRA スゲー』って思った。
っていうより羨ましいっていう気持ちが強かったかも。
『行方不明 (DJ Kensei's Smooth Mix)』なんか今聴いてもヤバイし10年以上経った今だからこそグッと来る。
そっからは必然と、ソロ 1st, 2nd, featuring 物... と聴いて来た。
そんなこんなで20周年を迎えるというこで Best 盤がリリースされ、自伝が発売され、武道館 Live が開催され、その Live DVD が発売された。
全部モノにしたかったけど、武道館 Live だけは生で観れず... 。
Best 盤、自伝、Live DVD と観て聴いて読んだけど、これからの方には Best 盤→自伝→Live DVD って流れをオススメします!
何でかと言うと、最終的にそう思ったから。(笑)
自伝の内容は事細かにココで書いちゃうとおもしろくないと思うのでザッと行きます。
簡単に、第一章の『東京生まれ Hip Hop 育ち』から始まり最終章の『オレは死ぬまで Hip Hopper』までの全283ページあっという間!!
生い立ちから、Hip Hop との出会い、レコード発売への流れ、影響を受けたアーティストのパンチライン、家族のこと、これまでの曲に対するバックグラウンドなどなど他にも色んなことが記されてます。
冒頭で『オレはミュージシャンじゃない。オレは Hip Hopper だ』と強烈な言葉が記されてますが、読んだ後それが納得出来ます。
Rapper ではなく Hip Hopper って言ってるとこが肝心だと思う。
Hip Hop って DJ が居て Rapper が居て、Dancer が居て、ファッションだったり、グラフィティーライターが居て、それを色んな角度から支えてくれる人が居てと、色んな要素が詰まったカルチャーであって、それらをどの立場からも見れる視野の広さというものが ZEEBRA 氏にはあるというのを凄く感した。
それって普段うっかり忘れがちなとこだけど、一番重要なポイントだということが改めて強く思った。
Rapper だから○○○とか、DJ だから○○○とか、Dancer だから○○○とか言ってるのは Hip Hop じゃないし、そういう考えだったら逆に Hip Hop が好きなのか? って思ってしまうこともある。
でも、そんなネガティブなことばかりも言ってられないし。。。
コノ本を読んで思ったことをまずは熊本の Hip Hop シーンに少しでも貢献出来たらと強く思った。
最終的には自分がどんだけやれるかってことだな。
この本を呼んで他にも痛感したり共感したことは多々あるけど、僕の文章力の無さで簡単にまとめきれないので、まだ読んだことのない方は是非読んでもらいたいと思う。
特に熊本の Hip Hop シーンに携わってる方には。
Street Dreams / ZEEBRA
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